「滋養強壮」から「糖尿病や心血管疾患予防」、「ガン予防」、「脳と神経に作用」まで、健康に大きな効果をもたらしてくれるにんにくのパワーは、外食でも採ることができますよ?例えば、ハワイアンレストランのガーリックシュリンプや、ガーリックステーキなど、色々ありますね!
独特のにおい成分が、さまざまな機能をもたらすんです。
主な栄養成分
- ビタミンB1・B6
- カリウム
- 葉酸
- 硫化アリル
香りのもとは辛み成分の硫化アリル。硫化アリルの効能として、独特のにおいが交感神経を刺激して体温を上昇させることから、風邪の予防のほか脂肪の燃焼の促進にもなります。また、殺菌作用があることもわかっています。
『ビタミンB1』は、糖質がエネルギーに代謝されるのをサポートし、神経機能を正常に保ったりする働きがあります。
『ビタミンB6』は、タンパク質の分解や再合成に必要です。また、セロトニンやドーパミンなど、神経伝達物質の合成を促進します。セロトニンという神経伝達物質は、分泌されると幸せな気分を感じやすくなるため、「幸せホルモン」と呼ばれています。ビタミンB6が不足すると、うつなどの神経症状がでやすいです。
切ったりすったりすると、一部が抗酸化力の高いアリシンに変わり、ビタミンB1の吸収を高めてエネルギー代謝をサポートします。アリシンには、滋養強壮効果が期待できます。
【旬】5月~7月
【選び方】外皮が白くしっかりと重なっているもの。かたく重みがあり、ふっくらと丸みがあるもの。
【保存方法】ネットなどに入れて、風通しの良い場所につるしておく。粒をばらして皮ごとラップに包み冷蔵保存する。
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